指導方針
Where It All Began
ピアノを習うメリットはたくさんあり1ページでは書ききれませが、以下のようなことが挙げられます。
- 細やかな言語能力
- 豊かな情緒の発達
- 自分を表現する力
- 注意力と集中力の発達
- ゆったりとした自信
など。
人間の叡智が創造する自然の世界に呼応した美の世界である芸術の一つである音楽を学び理解して、
一生を通じて日々の友とすることは、大きな喜びです。
自分の世界を自由に表現できるようになる事は、自分の思考の働き方を探求し、積極的にそれに働きかけることと同じです。
その間に体験する様々な困難を乗り越えていくことは、より強く、柔軟で、思慮に満ちた温かい心を育成し、
深い自信を伴う聡明な人となり、子供たちの人生をずっと支えていくこととなるでしょう。
音楽レッスンは、子どもたちが生涯、気高く、美しく、優しい心を持って生きていくために存在します。
美しい心の育成を追求することは、強い心を育てることでもあります。
この二つは、切っても切り離せない強力な組み合わせで、子どもたちの人生をずっと支えていく事でしょう。
当教室のレッスンでは、以下のことを学びます。
体の構造に沿った自然なピアノ奏法
美しくよく響く音の作り方
音楽を楽しみ自分の世界を表現すること
音楽に繋がるその他の芸術や歴史についての知識
ピアノの構造と人体の仕組みについての基礎知識
これらの知識は音楽をよりよく理解し、怪我をすることなく美しい音色でピアノを奏でることに繋がります。
体に無理のない自然な奏法を身につけることは、必要な知識であってゴールではありません。
自分の創造性を発揮するための可能性を開くための扉です。
なぜなら、しっかりとした基礎を身につけることで、初めて生徒一人ひとりの「表現したい」という気持ちを
最大限に引き出すことができるようになるからです。
バランスの取れたピアノ奏者となるための5つの基礎要素
聴覚
読譜力
テクニック(ピアノ奏法)
音楽理論(音楽構造の理解)
情熱
これらを達成するために、それぞれの生徒様の状態に合わせたレパートリーを注意深く選び、
常に明確な方向性とピアノを楽しみたいというモチベーションを高く保てるように目標を設定します。
学習の経過過程では誰もが色々なチャレンジにに遭遇するものですが、
それを先となり後となり生徒と分かち合いながら、レッスンが常に学びと喜びの場となることを何よりも優先させています。
毎週のレッスンでは以下の活動を組み合わせて、音楽を総体的に学んでいきます。
ピアノ奏法の基本: 人体の骨格構造と仕組みを学びながら、体に負荷のかからない自然な奏法を学びます。
基本のレパートリー曲:生徒様の年齢と能力に応じたさまざまなジャンルの音楽。
復習曲:学習し、暗譜し、弾きやすく、楽しくなってきたレパートリーをそれぞれの表現したい事を実現できる様に深めていきます。
音階・和音練習: 調性の音楽を構成する24の調を自由に駆使できるようになるための基礎知識です。
二重奏:先生(または他のピアノ学習者)と二重奏をする事で、音楽の自然な流れを学びます。
音楽性の訓練:リトミックや視唱の練習を行い、安定した拍子感、リズム感、生き生きとしたテンポ、初めて見る曲の輪郭をつかむ力を養います。
ソルフェージュ: 耳と聴覚の発達のための練習。これには初見視唱、音程の識別などが含まれます。上級者には、メロディーの再生、カデンツの識別などの練習をします。
音楽理論:音楽の構造を理解するための基礎知識を順序立ててゆっくりと学んでいきます。
即興演奏: ピアノの即興演奏の基本を学びます。